2018.8.30 読感文!

こんにちは!事務員です。
お盆が過ぎると夏の終わりを感じますね。

・・・とかなんとか言っているうちに、8月も残りあと2日!
本当に夏が終わります。。
まだまだ暑いのに。
皆さま、ご自愛くださいませ。


さて。以前ブログでもご紹介していました、
図書館に予約中の待ちに待った本が一冊、届きました!

こちら!

『あやかし草紙』 著:宮部みゆき


「おそろし」「あんじゅう」「泣き童子」「三鬼」に続く、三島屋シリーズ第5弾!

このシリーズは、自らも心に深い傷を持つおちかが、居候先の叔父の提案で、
「心に残る滞りを吐き出したい、でも誰に話せばいいかわからない」
そんな客人を招いて「変わり百物語」として話を聞いていく、というお話です。
ここでの決まりはただひとつ。
「聞いて聞き捨て、語って語り捨て」
おちかもまた、百物語を通し過去の自分と向き合っていきます。

誰もが少なからず持っている、他人への羨望、妬み、嫌悪、、
これらとうまく折り合いをつけられない人の「弱さ」につけこんでくるのは、
人なのか、人ではないものなのか・・・。
時代背景が現代ではないのもまた、このシリーズの良さだと思います。

思わず後ろを振り返ってしまうようなぞくっとする話もあれば、
健気で切なくなるような話もあり、
読み終わった後、なんとも言えない充実感を味わうことができます。
宮部みゆきさんの本のなかで一番好きなシリーズです!

今回で物語がひと段落しました。
これでおわりなのか、第二章が始まるのか。
でも、ライフワークにしている作品らしいので、次回作を期待しましょう(^^♪